かみ
神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 那須与一が船上で神に祈ると風がやんだという話と、牟礼の領主が神託の夢で白羽神社を建てたという二つの神の逸話。
- 細部
- 源平の戦で名高い那須宗高、すなわち那須与一が船上で矢をつがえていたとき、目を閉じて神に念じると、それまで吹いていた風がぴたりとやみ、船も揺れがおさまって安定したという逸話が伝わっている。また別の話では、文明年間に牟礼の地を治めていた領主が、東の方角から白羽の矢が飛んできて北の林に落ちる夢を見た。これを神のお告げと受け止めた領主が夢のとおりに探してみると、阿弥陀寺の裏手の山中で実際に矢が見つかったため、その場所に社を建てて白羽神社と名付けたという。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』に収める加藤景範「間思随筆」と、1930年の『旅と伝説』に収める柳田國男「伝説と習俗」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ