せとうちちょうのかのえのひにうみへでるかみ
瀬戸内町の庚の日に海へ出る神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦10月の庚の日は山の神々が海へ魚釣りに出る日とされ、山にも海にも入ってはならず、神が尾根を通るため岩の崩れる音が響くという。
- 細部
- 瀬戸内町では、旧暦十月の庚の日には山の神々がそろって海へ魚釣りに出かける日だとされ、この日は山にも海にも立ち入ってはならないとされていた。山の神が通り過ぎるとき、その尾根伝いの道では岩が崩れ落ちるような音が響くのだといい、これが神の通行を告げる合図として受け止められていた。山と海の両方を治める神が、特定の日にだけ両者を行き来するという発想がうかがえる禁忌である。
- 広まり方
- 1974年の『日本民俗学』に掲載された小野重朗「河童の系譜と山の神」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ