かみ
神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 上市町の俗信で、十月二十八日までに稲刈りを終えないと、出雲へ向かう神々に負けたことになるという。
- 細部
- 上市町では十月二十八日を神の刈り上げと呼んだ。この日、田畑を守っていた神々が出雲へ向けて旅立つとされ、里の人々はそれまでに稲刈りを済ませておく必要があった。もし刈り取りが間に合わずに稲が田に残っていると、神さまとの競争に負けたことになるといって恥じたという。農作業の締め切りを神事になぞらえた言い伝えである。
- 広まり方
- 1973年刊『富山県史 民俗編』所収、漆間元三の稿に記録がある。
- 地域
- 富山県上市町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ