かみ
神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 彦山信仰の夫婦の夢に神が現れて鏡を祀るよう告げた話と、大晦日に神を迎えて以来餅を搗かなくなった家の話を伝える。
- 細部
- 篤く彦山を信仰していたある夫婦の夢の中に、白装束をまとった神が現れ、自分と同じ姿を映した鏡を祀れば、いつでも彦山に参詣したのと同じ功徳が得られると告げたという。また別の家に伝わる話では、大晦日の夜に正月の準備をしていたところへ神が来臨し、そのまま丁重にお迎えしたことがあったといい、それ以来その家では正月に餅を搗くことも〆飾りを飾ることもしない習わしになったと語られている。夢や来臨によって神が直接人に関わる出来事として、壱岐の各地に残された話である。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1934年掲載の後藤綱賀「壱岐の縁結神」および同著者「壱岐の正月行事(一)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ