かめら
カメラ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山でカメラを構えると山に嫌われて姿を消すとされ、高い山への持参や撮影が禁忌とされていた。
- 細部
- 山にカメラを持ち込むこと自体が忌まれ、高い山へ登る際にはカメラを携行してはならないと言い聞かされていた。実際にカメラを持って入山した者が行方知れずになった例があり、この教えの裏付けとして語り継がれている。また、山の姿を写真に収めることそのものを山が嫌うためだとも言われ、シャッターを切った後に家へ戻らなかった人があったとも伝えられている。写真という近代的な行為と山の禁忌が結び付けられている点が興味深い。
- 広まり方
- 1993年の『女性と経験』所収、花部ゆりいかによる藤里町の山人伝承の報告に記録がある。
- 地域
- 秋田県藤里町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ