かめぶちのぬし
亀淵の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で出会った禿げ頭の童子の正体を怪物と見抜いた男が、煙管で眉間を打ち据えて難を逃れたという。
- 細部
- 夜、ある男が山道を一人で歩いていると、向こうから頭の禿げ上がった一人の童子が近づいてきた。童子は男にまとわりつくように話しかけながら、亀淵と呼ばれる場所まで一緒について来たという。愛想よく話しかけてくる童子だったが、男はその様子に不審を感じ、これはただの子供ではなく怪物の変化した姿に違いないと見抜いた。そこで男は持っていた煙管を振りかぶり、力の限り童子の眉間を打ちつけたところ、その場で一瞬気を失ってしまう。しばらくして男が意識を取り戻したときには、すでに夜はすっかり明けていたのだという。
- 広まり方
- 出典は『設楽』1932年掲載、山本隆「亀淵の話」。
- 地域
- 愛知県新城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ