れいきのゆめ
霊亀の夢
国内
未確認生物
- どんな話か
- 失明した水戸の穀物問屋の主が人丸塚に参籠すると、大亀に乗せられ清水へ導かれる夢を見て、その水で目を洗い視力を取り戻した。
- 細部
- 水戸の亀屋という屋号で穀物問屋を営んでいた主人が、目の病にかかりとうとう光を失ってしまった。困り果てていたところ人丸塚に霊験があると耳にし、そこへ籠もって祈りを捧げると、夢の中で大きな亀が現れて自分を背に乗せ、清らかな水のほとりまで運んで下ろした。目覚めてから確かめてみると、夢と同じ場所に本当に清水が湧いていたため、これは神仏からの導きに違いないと考え、その水を汲んで目を洗ったところ、失われていた視力が戻ったという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された、SY生「人麿と盲人」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県明石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ