かまのかみ
カマノカミ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 祀りを怠った家の子を火に落としたと告げる竈の神の話で、以後その家は篤く神を祀った。
- 細部
- ある家の主人が旅の途中、出雲へ向かう途上のカマノカミと行き会った。神は、お前はいつも神をないがしろにしているから、子をユルギに落としてきたと言い放つ。驚いた主人が急ぎ家へ戻ると、告げられたとおり子どもは炉に落ちて大やけどを負い、すでに息絶えていた。この一件を境に主人は神を粗末に扱うのをやめ、丁重に祀るようになったという。家の中心にある火の神が、日々の祀りの怠りを最も重い形で罰する存在として描かれている。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』第8編年中行事の神去来の項に記録がある。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ