かまなり
釜鳴り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 酒屋にあった酒米を蒸す大釜は熱すると「もんもん」と鳴り響き、その釜を手放してしまうと店は傾いたと伝わる。
- 細部
- ある酒屋では、酒米を蒸すために使っていた大きな釜があり、これを火にかけて熱していくと「もんもん、もんもん」という不思議な音を響かせたのだという。この音は面白いことに、すぐそばで聞いても、少し離れた場所で聞いても、聞こえ方がまったく変わらなかったと伝えられている。ところが、その後この釜を手放して他へ売り払ってしまったところ、酒屋の商売はしだいに傾いて衰えてしまったという。釜そのものにその家の運気が宿っていたのだろうと語られている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936年掲載、寺田傳一郎「八十翁談話―秋田県平鹿郡淺舞町―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ