やひこむらのいたみなきひたいきずかまいたち
弥彦村の痛みなき額傷カマイタチ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川を飛び越えて転んだ際、痛みも出血もなく額が深く切れたというカマイタチの体験談。
- 細部
- この地では、鎌鼬に遭ったことをカマイタチにかけられたと表現する。ある人は、自宅のすぐ横を通る川を跳び越そうとした拍子につまずいて倒れ込んでしまったが、そのとき血は少しも出なかったものの、額の傷は肉が見えるほど深いものだったという。地元の言い伝えによれば、カマイタチは空気の裂け目によって生じる現象であり、切られた瞬間には痛みも出血もほとんど感じられないため、本人も気づかないうちに傷を負っているのだとされている。
- 広まり方
- 1996年の『高志路』に掲載された佐藤和彦「鎌鼬のこと」に記録がある。
- 地域
- 新潟県弥彦村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ