とおかまちのちょうめいじをおそうかまいたち
十日町の長命寺を襲う鎌鼬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長命寺の住職が剃刀の毛を袖で払った拍子に音がして太腿を骨まで切られたという、松代町に伝わる鎌鼬の怪異譚。
- 細部
- 松代町にある長命寺の本山祖心という方丈が、ある日剃刀を使って身を整えていた。膝の上に落ちた髪の毛を着物の裾で払おうとしたその瞬間、ファッという奇妙な音が鳴り、次の刹那には太腿がぱっくりと裂けていた。傷は骨に達するほど深く、刃物で切られたような鋭さだったという。周囲には刃物どころか誰の姿もなく、正体不明の力が一瞬にして人を傷つける現象として、地元では鎌鼬の仕業と語り伝えられている。
- 広まり方
- 『高志路』(1996年)掲載の高橋八十八「『鎌鼬』よもやま話」に記録されている。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ