かまいたち
鎌いたち
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 皆野町の俗信。強風の日は目に見えない鎌いたちに足などを切られるといい、大風の折に竹竿の先へ鎌を結わえて庭先に立てておけば、風の害とともに鎌いたちからも逃れられるとされている。
- 細部
- 皆野町には、鎌いたちと呼ばれるものにまつわる言い伝えが残っている。風の強い日には、姿の見えない動物である鎌いたちに、足などを鋭く切られてしまうことがあるとされ、人々はそうした日の外出をとりわけ警戒していたという。この鎌いたちの害を避けるための方法も併せて伝えられており、大風の吹く日には、竹竿の先に鎌をくくりつけて庭先などに立てておくとよいとされた。こうしておくことで、強い風そのものだけでなく、風とともにやってくる鎌いたちの害からも身を守ることができると信じられていたという。
- 広まり方
- 1966年刊行『西郊民俗』所収「埼玉県秩父郡皆野町日野沢の見聞(四)」、石田祐子・須藤恵子・中村瑛子の記録による。
- 地域
- 埼玉県皆野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ