けせんぬまのかまいたちのむつうしょう
気仙沼のカマイタチの無痛傷
国内
未確認生物
- どんな話か
- カマイタチに切られた傷は見た目こそ大きいものの、なぜか痛みを感じないという小泉に伝わる言い習わし。
- 細部
- 小泉の里では、カマイタチという妖に切られるとしばしば語られる。その傷はぱっくりと大きく開いて見た目にはひどく痛々しいものであるにもかかわらず、当人はほとんど痛みを感じないのだという。かまいたちは何かに切られたような裂傷を突然負う現象を指して各地で語られる怪異だが、この地では特に傷の大きさと痛みのなさという不釣り合いな組み合わせが強調されて伝えられている。目に見える害と体感が一致しない点が、この怪異を単なる怪我と区別して語らせているのだろう。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会による口承文芸の記録にある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ