いといがわのこよみをそまつにしたかまいたち
糸魚川の暦を粗末にした鎌鼬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鎌形の傷を負わせるカマイタチは、鼬の仕業とも神の太刀さばきに触れた祟りともいわれ、暦を粗末にすると受けるとも伝わる。
- 細部
- カマイタチとは、皮膚が鎌でひと払いしたように鋭く裂ける不思議な傷を指す言葉で、傷口の深さのわりに血の出も痛みも軽いという点が特徴として語られてきた。漢字では鎌鼬と表され、正体はイタチだと説く向きがある一方で、構えた太刀を手に遊んでいる神の傍らへうっかり踏み込んでしまい、その怒りを買って斬られるのだとする説明も伝わっている。日々の暦をおろそかに扱う者はこのカマイタチに見舞われるとも言われ、慎みを欠いた振る舞いへの戒めとして語られてきた面がある。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、佐久間惇一による第4編第5章「4 風土病:カマイタチ」の記述に基づく。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ