かまがみさま
釜神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出雲へ旅立つ神のために弁当の餅を用意し、道中で食べる日に家族もそれを頂く年中行事。
- 細部
- 遠山では、最後のクンチをカマノコウと呼び、釜神様の祭とした。かつては出雲へ出向く釜神様の弁当だとして、藁束のなかへ玉のような餅を入れたものを二つこしらえ、菊を挿して門口や座敷に下げておいた。そして旧暦十月七日は、その神が出雲までの道中で弁当を使う日とされ、藁のなかから餅を取り出して人々も食べたという。神の旅程を暦の上でたどり、同じ日に同じ物を口にすることで祭を成り立たせている点に特色がある。
- 広まり方
- 1979年刊『遠山の民俗』の年中行事の章、秋から冬にかけての行事の項(東京学芸大学民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ