かくればば
隠れ婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夕暮れに隠れんぼうをしていると、路地の隅や袋小路に潜む隠れ婆が現れ、幼児をさらうと恐れられた。
- 細部
- 夕暮れどきに子供たちが隠れんぼうをして遊んでいると、路地の隅や家の行き止まり、袋小路の奥などにこの婆が現れるのだという。ある伝えでは姿を見せる存在として語られるだけだが、別の伝えでは幼い子をさらってしまう存在として恐れられており、夕方に隠れんぼうをすることそのものを戒める理由になっていた。前者は神戸市兵庫区に伝わる話として、後者は神戸市平野地方の話として記録されており、後者は宮城県の史料にも収められている。日暮れという時間帯の危うさを、遊びと結びつけて子供に伝える戒めの性格が強い話である。
- 広まり方
- 1933年の『兵庫県民俗資料』所収、弱法師「散木談」に一例が、1956年の『宮城縣史 民俗3』所収「妖怪変化・幽霊:妖怪変化」にもう一例が、それぞれ記録されている。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ