かきのきのいみ
柿の木の忌み
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 柿の木から落ちると3年後に死ぬといわれる、木にまつわる古い禁忌の言い習わし。
- 細部
- 柿の木から落ちると、三年たってから死ぬといわれている。理由や由来は語られず、木にまつわる単純な忌み言葉として各所で聞かれる言い習わしである。八王子に限らず全国に広く分布する俗信で、柿は高木になり、実をつけるため子どもが登りやすい一方、枝が太くなっても折れやすい性質を持つ。落下事故を避けるため、子どもを木に登らせない戒めとして生まれたと説明されている。「三年後」と時間を置くことで、落ちた直後に無事でも再び登ることをためらわせる働きがあるとも紹介される。この八王子市の例は、中村成文の「国々の言習わし」として『郷土研究』1915年に記録され、提示された二つの記載はいずれも同じ内容を伝えている。
- 広まり方
- 『国々の言習わし』(中村成文)、郷土研究(1915年)に収録される俗信のひとつ。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ