かかしさま
案山子様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 11月15日の案山子アゲにボタ餅を供え、足を滑らせる案山子様のためにトロロを食べることを禁じる妙高市の農耕禁忌。
- 細部
- 妙高市では11月15日を案山子アゲと呼び、この日にはボタ餅を作って戸棚に供える習わしがある。田を守り終えた案山子様は、この日を境に天へと帰っていくとされているが、天へ上る道すがら足を滑らせてしまうことがあるという。そのため、足元を滑りやすくするトロロを食べることが、この日だけは固く禁じられている。人が口にする食べ物と、神の身に起こりうる災いとを結びつけて禁忌を定める発想は、田の神を大切に送り出そうとする気持ちの表れとも読み取れる。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)第4編・大竹信雄による「田の神」の項に記録がある。
- 地域
- 新潟県妙高市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ