かじか
鰍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 後三年の役で右目を射られた鎌倉権五郎が厨川で矢傷を洗ったため、この川で獲れる鰍は片目になったという伝説。
- 細部
- 金澤八幡神社は、八幡太郎義家が雁の列の乱れから敵の伏兵を見破り、清原武衡・家衡の軍勢を破ったことで知られる後三年の役の古戦場、金澤柵の跡地にある。この戦いのさなか、鎌倉権五郎という武将が敵の矢を右目に受けてしまい、近くの厨川のほとりでその矢を引き抜いて傷口を洗ったのだという。この故事にちなんで、厨川では以来、片目の鰍が獲れるようになったと語り伝えられている。金澤八幡神社では、この鎌倉権五郎をかたどった土偶と、メッコすなわち片目の鰍をかたどった土鈴が、参拝のしるしとして授与されている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1935年掲載、木村玄三「玩具の伝説を語る」に記録がある。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ