あかいかみのかじ
赤い紙の火事
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 宿を断られた貧しい旅人が赤い紙を飛ばすと、それが屋根に落ちて村の半分を焼く大火事になったという話。
- 細部
- 貧しい身なりの旅人が一夜の宿を求めたが、家の者は受け入れなかった。旅人は村はずれへ行き、そこで赤い紙をひらひらと飛ばした。紙は宿を断った家の屋根へ落ち、そこから火が出た。燃え広がった火は一軒にとどまらず、何軒もの家を焼き、村の半分ほどが失われる大火事になった。宿を拒んだ家に赤い紙が戻って火災を起こす筋立ては、檜原村の昔話として、増田昭子・今越祐子「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(『常民文化研究』1983年)に記録されている。
- 広まり方
- 檜原村の昔話を集めた1983年の『常民文化研究』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ