かいよせのかぜ
貝寄風
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 四天王寺の精霊会で用いる法螺貝は、毎年2月18日の暴風で住吉の浜に吹き寄せられたものを拾い集めるという。
- 細部
- 四天王寺では毎年2月22日に精霊会が催され、舞楽が奉納される。その際の飾りには、小さな法螺貝の殻を取り付けた大きな作り花が用いられるが、この貝を拾い集めるのは寺の役人が住吉の浜へ出向いて行う仕事であった。不思議なことに、毎年決まって2月18日に暴風が吹き、その後には必ずこの貝が浜辺に吹き寄せられているのだという。この風は貝寄風と呼ばれ、儀式の準備を整える自然の巡り合わせとして語られている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第一期』所収、大朏東華「斉諧俗談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ