かいなんよけ
海難よけ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 遭難しかけた船は播州池田の観音の白旗を立て、金刀比羅の札を帆柱に結んで祈った。
- 細部
- 時化や台風で船が危うくなったときには、播州池田の観音から受けた白い旗を立てるとよいとされた。ただしこの旗の効き目は一度きりで、使ったあとは改めて魂を入れ直してもらわねばならないという。もう一つの手立てとして、金刀比羅の御札を帆柱に括りつけて祈る作法も伝えられている。命が懸かる場面で、どの神仏にどう頼るかが具体的な手順として共有されていた。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』所収、森正史監修「村のなりわい―漁民の信仰と海上怪異―」による。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ