かいもりさん
かいもりさん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦九月十日の祭りで、頭屋が味噌汁を欠かさず供えるようになった由来を語る伝承。
- 細部
- 拝田・重広・森田の三か所の人々が氏子となり、旧暦の九月十日を祭日として祀るのがかいもりさんである。この祭りでは頭屋が必ず味噌汁を用意する決まりになっている。理由として語られるのは、かつて一年だけ味噌汁を作らずに済ませたところ、その年に限って不作や災難が続いたという出来事である。以来、欠かすと障りがあるものと考えられ、毎年欠かさず調えるようになった。供物の一品が省略できない義務へ転じた経緯が、祭りの説明としてそのまま語り継がれている。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』所収、河野正文「重茂山の史跡と伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ