かわさきのうまかわからうまれたかいこ
川崎の馬皮から生まれた蚕
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘に恋した馬が殺され、その皮に包まれて死んだ娘の墓の木から蚕が生まれたと語る養蚕の由来譚。
- 細部
- ある屋敷の娘に馬が心を寄せてしまったため、馬は殺されてしまった。ところが娘が外へ出ようとしたとき、戸口に干してあった馬の皮がふわりと娘を包み込み、娘はそのまま息絶えたという。弔いを済ませて墓の上に一本の木を植えたところ、その木が芽吹くころに虫が群がり、やがて美しい蚕になった。これが蚕のはじまりであり、オコサマの頭が馬に似た形をしているのはそのためだと語られる。養蚕の神を馬と娘の物語で説く由来譚の一つである。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節、神奈川県企画調査部県史編集室による昔話の実例(蚕の由来)に収められている。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ