かいか
怪火
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 寺の僧が生ませて殺した子を井戸か床下に捨てたことで、その亡魂によりあちこちから怪火が出て寺が全焼したという話。
- 細部
- ある寺に仕えていた僧が、密かに女性との間に子をもうけてしまった。人目をはばかった僧はその子を手にかけ、井戸の中か床下のあたりに亡骸を捨てたのだという。それからというもの、殺された子の魂が浮かばれずにさまよったためか、寺のあちらこちらから正体不明の火が上がるようになった。この怪火はやがて手のつけられない大火となり、とうとう寺全体を焼き尽くしてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1957年の民俗採訪『愛知県東加茂郡下山村』(國學院大學民俗学研究会)に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ