まつやましのがんたんにあらわれるかいか
松山市の元旦に現れる怪火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 元旦の一番鶏に沖から現れる火と、峠の八合目に見えた提灯の灯の話が伝わる。
- 細部
- 怒和島では旧暦の元日、一番鶏が鳴くころに上怒和の沖合から得体の知れない火が立ち、消えたかと思えばまた光り、分かれたり寄り集まったりしながら飛び交うと語られてきた。もう一つは峠にまつわる話で、八合目あたりに提灯の灯が見えるのだが、麓から提灯を提げて登る人の火と峠の火がすれ違う様子は下から眺める者にしか見えず、当人には分からない。占わせたところ村の者の先祖の悪霊の仕業と出たため、祈願を行うと現れなくなったという。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収の横田傳松「伊予の伝説」と、1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』所収、森正史監修「年中行事と民間信仰―俗信、民俗知識―」による。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ