じょうないいなりのかいい
城内稲荷の怪異
国内
未確認生物
- どんな話か
- 館林城を水攻めにしようとした際、堰き止めの材木や土俵が一夜で消え去ったのは稲荷の霊験とされた。
- 細部
- 諸国で起こる怪異の多くは狐狸の仕業とされるが、上州館林城内に祀られた稲荷の霊験は関八州すべてに及ぶといわれるほど評判だった。かつて敵が館林城を水攻めにしようと、数千本もの大木を並べてその上に土俵を積み上げ、川をせき止めようとしたことがあった。ところがその夜のうちに材木はすべて山へ引き上げられ、積んだ土俵も流されてしまっていたという。これは城内稲荷の起こした奇瑞であると語り伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、林自見『雑説嚢話』に記録がある。
- 地域
- 群馬県館林市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ