かいびょう
怪猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 谷間の岩陰に尾が二股に分かれた怪猫が棲みつき里人を恐れさせていたが、武士の伊藤基によって討ち取られたという。
- 細部
- 谷にある岩の陰には、尾が二つに分かれた異形の猫が潜んでいるとされ、近隣の里人たちはこれを恐れて近づこうとしなかった。やがて伊藤基という一人の武士がこの怪猫の討伐に乗り出し、見事に退治したと伝えられている。猫又的な尾の分裂を持つ怪異が武士によって鎮められる、典型的な妖怪退治譚の形をとる。地域の安全が武人の力によって守られたという記憶が、この話には込められている。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の動物伝説」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ