ならなしをめぐるかいぶつ
ナラ梨をめぐる怪物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 父の病を治すため奥山のナラ梨を採りに行った兄2人が怪物に飲み込まれ、末弟が救い出したという昔話。
- 細部
- 昔、3人兄弟がいた。病に伏せる父を治すために効能があるという奥山のナラ梨を採りに出かけたところ、先に向かった2人の兄は怪物に飲み込まれてしまった。最後に向かった末の弟は知恵と力で怪物を懲らしめ、腹の中から2人の兄を無事に救い出すことに成功する。怪物の命までは取らずに許してやったところも語りの見どころで、こうして手に入れたナラ梨を父に食べさせると、病はたちまち治ったという。末子が兄たちを救う昔話の型に連なる一編である。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』掲載、藤原貞次郎「三人兄弟のナラ梨もぎ」に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ