かはつづみ
河鼓
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河童が人を取る二日前に催す祭の音とされ、これが聞こえると溺死者が出るといわれた。
- 細部
- 小谷では、河童は龍神に仕える者であり、狙いを定めた相手を必ず溺れさせて尻子を奪うと考えられていた。川のほうから鼓を打つような音が響いてくると、近いうちに水死人が出る前触れだといわれる。この音は河童が人を取る二日前に祭を営んでいるためだと説明されており、災いが起きる前にそれと知れる予兆として恐れられた。川音や風の唸りといった自然の物音に意味を与え、水辺へ近づく危険を語り伝える仕掛けになっている。
- 広まり方
- 1922年刊、小池直太郎の『小谷口碑集』に収められている。
- 地域
- 長野県小谷村
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ