にらさきのやくしがきらうかどまつ
韮崎の薬師が嫌う門松
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 韮崎市大草町の正福寺では、正月の夜に薬師様が門松の葉で目を傷めた言い伝えから、今も門松を飾らない習わしが伝わる。
- 細部
- 韮崎市大草町にある正福寺は禅宗の寺で、境内には薬師如来を祀る堂が設けられている。伝えによれば、ある年の正月の晩、堂内にいたはずの薬師様がひそかに外へ出て用を足そうとした際、あたりは真っ暗で足元もおぼつかず、飾られていた門松の葉が目に刺さって片目を傷めてしまったという。この一件以来、薬師様は門松を苦手とするようになったとされ、正福寺では今も正月に門松を飾らない習わしが受け継がれている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1940年掲載、竹川義徳「門松」に記録されている。
- 地域
- 山梨県韮崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ