じゅうにてんさま
十二天様
国内
未確認生物
- どんな話か
- ダム建設で移した祠にヘビが宿り、台風で失われた棟札も夢のお告げで見つかったという話。
- 細部
- 十二天神を祀る祠は峰の上、松の木のもとにあり、村人たちはこれを十二天様と呼んで旧暦8月12日に祭りを行ってきた。昭和10年から13年ごろ、ダム建設に伴ってある家の敷地から現在地へ祠を移したところ、中には小さなヘビがとぐろを巻いていたという。昭和34年の伊勢湾台風では祠が吹き飛ばされ、御神体を記した棟札も行方知れずになってしまった。余沢の常会でどう対処するか話し合ったその晩、ある村人が頭がひとつにつながった12匹のヘビがとぐろを巻く夢を見た。翌日探してみると棟札が見つかり、祠は作り直された。
- 広まり方
- 1984年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会「山梨県北都留郡小菅村」に記録がある。
- 地域
- 山梨県小菅村
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ