じゅうにさま
十二さま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一年に十二人の子を産む女神とされる十二さまは、年に二度村を訪れる一つ目の神ヒトツマナコと同一視される。
- 細部
- 十二さまは一年のうちに十二人もの子を産むとされる女の神であるが、この神は旧暦十一月三十日と二月末日という決まった日に村を訪れるヒトツマナコという異形の神と同じ存在だとも語られている。この神がやって来るとされる日には、家の門口に供え物を出す習わしがあり、これはヒトツマナコがもたらすとされる災いを大目に見てもらうための備えなのだという。多産の女神と一つ目の来訪神という二つの姿が重ねられている点が興味深い。
- 広まり方
- 1950年刊『民間伝承』所収、武田清澄「十二様その他―群馬県吾妻郡六合村入山部落―」に記録がある。
- 地域
- 群馬県中之条町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ