じゅうにさま
十二様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 片品村では、尾根や沢にある二股の木は十二様や天狗様が登る木とされ、切ることを禁じられていたという。
- 細部
- 片品村に伝わる話。尾根にある二股に分かれた木や、沢筋にある二股の木は、十二様、すなわち山の神や天狗様が登り降りするために使う木なのだとされていた。そのため、こうした二股の形をした木を見つけても、決して切ってはならないという禁忌が守られてきたのだという。木の形そのものに神仏の通り道としての意味を見出し、伐採を控える山の民の心構えがうかがえる話である。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編26 民俗2』第一編六三「禁忌:物に関する禁忌」(井田安雄)に記録されている。
- 地域
- 群馬県片品村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ