じゅんれいぼく
巡礼木
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 巡礼親子を金目当てで殺した悪党が、翌朝には親子とともに死んでいたことから名がついた木の話。
- 細部
- 3人連れの巡礼の親子が、木にカネを吊るしてあると話しているのを盗み聞いた者がいた。金品目当てにこの悪党は大きな石で親子を殴り殺してしまったが、後になってその「カネ」が巡礼が身につける鈴を指す言葉だったと気づき、腰を抜かすほど驚いたという。ところが翌朝になると、殺されたはずの親子3人とその悪党が、木のもとで一緒になって死んでいるのが見つかった。この出来事から、この木は巡礼木と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に収められた田中勝雄「山水伝説―続南桑民譚雑録二―」に記されている。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ