じょうさがし
状さがし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 盆の頃に森で見た火の玉は、主命の手紙を失って死んだ男の執念が提灯を掲げて捜し歩く姿だという。
- 細部
- 大正の初め、盂蘭盆の前後に森の中で蛍ほどの光が浮かぶのを見た。光は次第に膨らんで提灯ほどの大きさになり、あたりをうろうろと動き回った。何かを捜しているような動きだったという。祖父に尋ねたところ、それは状さがしと呼ばれるもので、かつて主人から急ぎの書状を託された仲間という男が、それを紛失し、捜し疲れた末に死んでしまった、その執念が提灯を掲げて今も歩いているのだと教えられた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、武智成彬「重信郷村昔話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ