じょうろう
上臈
国内
未確認生物
- どんな話か
- 直島の泉には忘れ物をした者を再び狙う妖魔がいるとされ、水を汲んだ帰りにはわざと何かを置いていく風習があった。
- 細部
- 直島にはよい水が湧く泉があり、遠方からもわざわざ水を汲みに訪れる人がいたという。ただし、水を汲んで帰る際には、必ず何か一つ物をその場にわざと置いていくことになっていた。これは単なる置き忘れではなく、意図的な行為である。というのも、もし何も置かずに立ち去ってしまうと、忘れ物をしたと思い込んだ妖魔が、次にその人が訪れる機会を待ち構えて仕掛けてくると考えられていたためである。うっかり気を抜いたところをすぐには襲わず、機をうかがっているとされる点が恐れられていた。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1929年掲載、島村知章「直島採訪記」に記録されている。
- 地域
- 香川県直島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ