じょうはんしんだけのゆうれい
上半身だけの幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 裏盆の供養踊りの後に一人残って酒を飲んでいた者の前に、腰から上だけの幽霊が現れた。
- 細部
- 八月二十四日の裏盆には供養の踊りが行われる。ある年、踊りが終わった後も一人その場に残って酒を飲んでいた者がいたところ、上半身だけの幽霊が姿を見せたという。この一件をきっかけに、踊りが済んだらすぐに引き揚げるという決まりが土地に定まった。怪異の目撃が個人の体験にとどまらず、行事の運び方そのものを変えた例で、盆の場に長居することへの戒めとして機能している。
- 広まり方
- 1985年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県宇和島市蒋淵調査報告書に記されている。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ