おののこどもにのりうつるじぞう
小野の子どもに乗り移る地蔵
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月に子どもが目を閉じて座り、周りが唱え言で囃すと地蔵が乗り移り、質問に答えてくれるという遊び。
- 細部
- 小野町では主に正月になると、1人の子どもが部屋の中央で目を閉じて座り、その周りを5、6人の子どもたちが取り囲んで唱え言を唱えながら囃し立てる遊びが行われていた。しばらくすると中央の子どもの体が揺れ始め、これが地蔵さまが乗り移った合図とされる。乗り移られた子どもはさまざまな質問に答えてくれるといい、素直で欲のない気持ちのよい子どもほど地蔵さまが憑きやすいとされていた。コックリさんに似た、子ども同士で行う神降ろしの遊びである。
- 広まり方
- 1972年の『西郊民俗』所収、大島建彦「田原井の地蔵―福島県田村郡小野町―」に記録がある。
- 地域
- 福島県小野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ