しまのむきをかえたじぞう
志摩の向きを変えた地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 境界争いで切腹した庄屋を祀る地蔵、向きを変えねば不幸が続いたという志摩の言い伝え。
- 細部
- 1825年頃、浜に流れ着いた鯨の扱いをめぐって船越村と波切村の間で境界争いが起こり、船越側の庄屋が自らの命を絶つことで主張を押し通したという。その庄屋を弔うために立てた地蔵をめぐって、祀った家に不幸が続いたため占ってみると、地蔵が波切村の方角を向いているのを嫌がっていることが分かり、向きを逆にしたと伝わる。子どもがこの地蔵にいたずらをすると漁が不漁になるとも語られる。
- 広まり方
- 1976年刊、南山大学文化人類学研究会『文化人類学研究会会報』の調査報告に記録されている。
- 地域
- 三重県志摩市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ