しこくちゅうおうしのながされるじぞうのたたり
四国中央市の流される地蔵の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 水害で流された地蔵を砂に埋もれたまま放っておくと祟りがあるとされた。
- 細部
- この一帯は関川の氾濫にたびたび襲われてきた土地で、犠牲者を弔うための地蔵が数多く建てられている。洪水のたびに地蔵は押し流され、水が引いたあとも砂に埋もれたままになることがある。そうした地蔵を掘り起こさずに放置すると祟りが起こると言われ、人々は水が退いたのち砂を探って地蔵を拾い上げ、改めて据え直した。災害の記憶を石仏として残し、放置を許さない形で管理し続けてきた例である。
- 広まり方
- 2000年の『四国民俗』に載る近藤日出男「愛媛県東予にみる民間小祠第二報里村の民間小祠」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ