じぞう
地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 子どもを守る仏として頼られ、湖から拾われた石を祀る堂の由来なども語られる地蔵の信仰。
- 細部
- 地蔵堂の地蔵は子どもの守り神とされ、堂の前では子が怪我をしないと言われて、古くから遊び場になっていた。今も送迎バスが停まるなど、子の集まる場所であり続けている。子どもに関する願い事なら何でも聞き入れてくれるとされ、供え物として小銭を置くこともある。由来としては、漁の邪魔になる石をどけた漁師が夢の告げに従って堂を建て、その石を祀ったところ、さらに夢に現れて琵琶湖の水をせがまれ、供えると病気平癒などの願いが叶ったという。石屋が地蔵を彫っていて心臓の裏にあたる場所へ矢が達したとき血が出て、塩水を欲しがったので、塩気のない湖の水に塩を加えて供えたという話も伝わる。
- 広まり方
- 1986年の『成城大学民俗調査報告書』の信仰および口承文芸の章に、四件が記録されている。著者名は記されていない。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ