くりはらのじぞうとおにのばくち
栗原の地蔵と鬼の博打
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 地蔵の助言で鬼の博打を鳥の鳴きまねで追い払い大金を得たが、同じ手を再び使うと見破られてひどく打たれたという。
- 細部
- 花山に伝わる話では、ある爺さんが地蔵の助言に従い、鬼たちが博打に興じている最中に鳥の鳴きまねをして驚かせ、まんまと追い払うことに成功したのだという。おかげで爺さんは金をどっさり手に入れることができた。ところが、味を占めて同じように鬼の博打場へ出向き、再び鳥の鳴きまねを試みたところ、今度はすっかり見破られてしまい、鬼たちからうんと打ちすえられる羽目になったと伝えられている。知恵を貸してくれる地蔵と、一度は騙されても二度目には気づく鬼とのやり取りが対比された話である。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』所収、宮城県栗原郡花山村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ