かまいしのひをみがわりするじぞう
釜石の火を身代わりする地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 病人の看護に地蔵が加護を与え、燈明の火から衣装が燃えた際も身代わりとなってくれたという話。
- 細部
- 兄が病に倒れたとき、棚に祀られていたお地蔵さんが突然飛び出してきたことがあった。巫女を呼んで尋ねさせると、誠心誠意看病すれば加護によって快復させてやる、一代に一度は厄難から助けてくれるとの言葉があったという。また三十年ほど前には、燈明の火が地蔵の衣装に燃え移った出来事があり、巫女に口を聞いてもらったところ、家に降りかかるはずだった火の祟りを地蔵が身代わりになって受けてくれたのだとの神託が下ったと伝わる。
- 広まり方
- 1922年刊『土の鈴』所収、山本鹿洲「地蔵物語のいろいろと其俗言」に記録がある。
- 地域
- 岩手県釜石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ