じぬしこうじんのたたり
地主荒神の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 藪内家の裏藪に祀られる屋敷神で、かつて祟りをよく起こしたため、牛を飼う家々が春秋に籠って祀っている。
- 細部
- 藪内という姓の本家では、屋敷の裏手にある藪の中に神を祀っており、地元では地主荒神と呼び習わしている。この神はかつてしばしば祟りを起こしたと伝えられ、粗末に扱うことを避けねばならない存在として恐れられてきた。祀り方も特徴的で、家そのものではなく部落内で牛を飼育している家の者たちが年に二度、春と秋にこの祠へ籠って祈願する習わしになっている。個人の屋敷神でありながら、家畜を持つ者たちの共同の信仰対象として維持されてきた点がうかがえる。
- 広まり方
- 1961年の『赤碕の民俗』(鳥取県東伯郡赤碕町、東京教育大学民俗学研究会編)所収「地主神と荒神」の項に記録がある。
- 地域
- 鳥取県琴浦町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ