はぎのじぬしがみうつしでおきたいえぬしのやまい
萩の地主神移しで起きた家主の病
国内
未確認生物
- どんな話か
- 家を移築した際に一緒に動かした地主神が原因で、家主が頭痛や動悸に苦しんだと伝わる。
- 細部
- 見島のある小売店が家屋を移築することになり、そのとき祀っていた地主神も新しい場所へ一緒に移してしまった。すると間もなく、その家の主人がひどい頭痛やどうきに苦しめられるようになる。医者にかかっても診断ははっきりせず、困った家主は萩の石鎚権現のもとを訪ねて事情をうかがった。すると、地主神を動かしたことが原因なので、すぐに元の場所へ戻すようにとの答えが返ってきた。言われたとおりに地主神を元通りの場所へ据え直したものの、その後も頭痛やどうきの症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、すっきりとは治まらなかったという。
- 広まり方
- 2002年の『山口県史 資料編民俗1 民俗誌再考』所収、長谷部八朗「離島生活と病気-見島・宇津村民における病因観と治病行動-」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ