せんだいのしょうにんにあらわれたじんめんそう
仙台の商人に現れた人面瘡
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 仙台のある商人の足にできた傷が唇や目、鼻や耳のような形を持ち、動いているようにさえ見えたという奇病譚。
- 細部
- 仙台に住むある商人の足に、どの医者にも治すことができない不思議な傷ができた。その傷口はまるで唇のように見え、上のくぼみは目のようで、さらには鼻や耳らしきものまで見て取れたという。しかもよく見ると、その部分がかすかに動いているようにも見えたと伝わる、いわゆる人面瘡の一例である。名だたる医者たちが口をそろえて手の施しようがないと匙を投げたといい、当時の人々はこの奇怪な傷を評判にして語り合ったと伝わる。
- 広まり方
- 出典は『日本随筆大成第1期』(1975年)所収、菅茶山「筆のすさび」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ