やはんになないてひとをもんぜつさせるじごくちょう
夜半に鳴いて人を悶絶させる地獄鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 高尾山に棲む地獄鳥は深夜に鳴くと村里まで届く声で人を悶絶させ、正体は最後まで分からなかったという。
- 細部
- 高尾の山には、深夜の十二時から一時ごろに鳴く地獄鳥がいた。声は山里まで届き、聞いた村人は恐怖のあまり悶絶した。正体を見きわめようと山へ入った老人も鳴き声を受けて倒れ、翌日には消防団員五十人が鉄砲を持って山を捜したが、それ以来、地獄鳥は姿を見せなくなった。『昔話―研究と資料―』1981年の「新井ヤエ媼の昔話」(穴沢紘子・今越祐子・増田昭子)に、八王子市の話として記録されている。
- 広まり方
- 昔話―研究と資料―(1981年)所収の「新井ヤエ媼の昔話」(穴沢紘子・今越祐子・増田昭子)に記録がある。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ