じゃてぃんがのとりらっかげんしょう
ジャティンガの鳥落下現象
Jatinga bird phenomenon
国外
場所・異界
- どんな話か
- 特定の時期の霧深い夜になると多数の野鳥が村に迷い込んで墜落死する現象を、地元の部族が空から舞い降りる悪霊の仕業だと語り継いできたアッサムの怪異。
- 細部
- 主に9月から11月ごろ、霧の濃い夜の特定の時間帯に、サギやヨタカ、ハトなど40種以上の野鳥が灯りを目指すように飛来し、建物や木に激突死したり住民に捕らえられたりする様子が「鳥の集団自殺」として知られるようになった。この地に古くから住むゼメ・ナガ族などは、これを空から舞い降りて人々を脅かす悪霊の仕業と信じ、恐れをなして逃げ出したと伝わる。
- 広まり方
- 1957年に博物学者E・P・ジーが著書でこの現象を世界に紹介して以降は科学的関心の対象となり、強風で塒を追われた鳥が濃霧の中で灯りに向かって逃げ込む習性が原因と説明されているが、現地では悪霊の伝承と科学的説明が並存して語られている。
- 地域
- インド・アッサム州ディマ・ハサオ県ジャティンガ村
- 年代
- 20世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ