じゃしん
邪神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小倉城内の由緒不明の小祠を城外へ移そうとした者が眼病を患い、城主は邪神の祟りだとして祠を壊し焼くと病は治ったという話。
- 細部
- 北九州市小倉北区にあった城の中の出来事とされる話である。城内に古くからある小さな祠があったが、何を祀った祠なのか、由来がすでに忘れられていた。そこで城の外へ移そうと手をつけた者が、原因不明の眼の病にかかってしまう。周囲の家臣たちはこれを神の祟りに違いないと恐れ、手をつけるのを止めるよう勧めた。しかし城主は、そのように人を害するのは正しい神ではなく邪神の仕業であると判断し、恐れることなく祠を壊してさらに焼き払わせた。すると患っていた眼病はほどなく治ったという。祟りを恐れず邪神と断じて対処した城主の判断が語りの中心になっている。
- 広まり方
- 1976年刊行の『日本随筆大成第一期』に収められた藤井懶斎の『閑際筆記』に記録が残る。
- 地域
- 福岡県北九州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ